扉のむこう。

物語の始まりは、

頭の中に、いっぱい部屋があって閉めては開けて。

開けては閉める。

そのまま、その部屋の中で時を止めてる。

時に、トントン内側から音がする。

完結は、してなくて。

時が、止まったまま。

昔は、焦ってその音に反応してだけど。

今は、そうかぁ。

続きを描きたいのか?

答えを知りたいのか?

終わらせないといけないと思い込んでだけど。

どの部屋も、本当の物語だから…

部屋の扉の前で、

立ち止まり。その想いを大事に…全ては、本当だから。

大事な物語。

結末も大事だけど。

私は、そのままで良い。